引用元:ほんのりと怖い話スレ その106

16: 本当にあった怖い名無し 2014/12/07(日) 11:02:41.24 ID:jja1UTZO1
10年近く前に、通学途中に道を聞かれた
順○堂病院はどこですか?って。
大きな荷物を持って、鼻にチューブを入れた痩せたおじいさん。

急いでないし通り道だから、一緒に行きましょうと言った。
荷物が重そうだから、ついでに持ってあげた。
彼は「ありがとう、こんなに親切にされたのはいつ以来だろう」
って大袈裟なほど感謝していた。

そして別れ際に「親切にしてもらったのに、こんなこと言いたくないが。
気に障ったらボケ老人の戯言だと思って。」
と前置きした上で、

就活はうまくいく。
最初に内定をもらったところが良い会社。
今の彼氏とは絶対にうまくいかない。
意に反して、東京を離れることになる。
結婚は少し早めで、幸せになれるが、第一子は残念な結果になる。
その後は子供を3人産む。

私は「何言ってんだこの人やばい」とドン引きした。
東京は変な人が多いからすぐ忘れてしまったけど、
あれから10年近く経ち、第一子を流産したときに思い出した。
今のところ、全部言った通りになってる。
第二子妊娠中だけど、この子は大丈夫なんだろうな。

もっといろいろ言ってた気がするから、ちゃんと聞いとけばよかった。


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